上手な宿の選び方
(管理人所有の旅行雑誌の一部)
一般的には【インターネット・予約サイト・旅行雑誌・旅行会社・友人知人】などから温泉宿や温泉地、観光スポットの情報を集めます。これら多くの情報を正確に見極め、カップルが温泉旅行を最大限に楽しめるよう、失敗しない上手な宿の選び方をご紹介します。
以下に「注意点・アドバイス」を7つのポイントにしてまとめてみました。
「口コミ・評価」の見方!
「誇大広告」に注意せよ!
「曖昧表現」に注意せよ!
「写真」に騙されるな!
「新しさと清潔感」の関係!
「旅行雑誌」の買い方!
「カップルの為の温泉旅行で二人日和」
「口コミ・評価」の見方
予約サイトの多くには、実際に宿泊した人からの、感想・口コミ・評価、などが掲載されている場合が多く、それらは、宿を選ぶ時の大きなポイントとなってきます。旅行会社や宿泊施設は一切関われない為、実際の宿泊者からの正確な情報と言えます。
しかし、これら口コミや評価も、慎重に見極めるように注意して下さい。
人それぞれ、好みだということ!
まず口コミで一番気をつけて欲しいのは、Aさんにとって「不本意な宿」であったとしても、Bさんにとっては「大変満足な宿」であった可能性があるということです。
人それぞれの好み、それぞれの捉え方であることを、まず念頭に置いておいて下さい。
口コミの「良い」「悪い」の判断をより細かく見ると、例えば「キレイ」「汚い」をとっても、人それぞれの捉え方になります。「古くて趣がある」と感じるか「古くて汚い」と感じるかは、人によっても違います。
そんな状況下、ある程度の良し悪しを「客観的に判断できる」のが、点数での評価です。多くの人がつけた点数の平均ですから、ごく客観的に判断できる材料と言えます。
※点数評価では、評価した人数に注意して下さい。極端な話、一人だけが「5点」の場合、「平均も5点」ですが、二人が「5点と1点」の場合、「平均は3点」になります。一般的には、人数の多い方が客観性は高く、また、平均点も下がる傾向にあります。
同じ年代・同じ目的の人を参考に!
【カップル向けの旅行】でご説明しましたが、年代や目的により、求めているものや捉らえ方は違います。
60代の人の口コミよりも、同じ20代~30代の人の口コミを。「子供連れの旅行」よりも「カップル旅行者」の口コミを参考にしてみてください。
たまたま…だったのかも知れない
口コミや感想に、クレームに近い書き込みがあったとします。しかしそれは「その人の時だけ、たまたまそうだった」のかも知れないのです。
例えば、2人組みが20室すべてに宿泊している場合、その宿は1日40人の旅行者を迎えていることになります。年間にすると、1万4千人を超えるお客様に接しているわけですから、ミスや手違いが起こっても不思議ではありません。
極端な話、1年に1度のミスなら、【1万4千分の1】に起こった出来事になります。それをあたかも毎日同じように起こっていることだと思い込み、鵜呑みにするのは大変危険です。
3、4人が同じ内容の口コミをしているのなら、かなり信憑性がありますが、そうでない場合は慎重に判断したいところです。
旅行者の判断のしかた
口コミや評価は、旅行者自身の判断によるものです。旅行者が「何を基準に、そう判断したか」もポイントになります。
例えば【料金に対しての内容】なのか【過去に行った宿との比較】なのか【目的や想像との合致や相違】なのか【広告や宣伝との合致や相違】なのか。
この判断基準もまた、人それぞれになります。これら判断の仕方や基準で何が違ってくるかを説明します。
例えば、好みの全く同じAさんとBさんがいて、2人とも同じ宿に同じように宿泊したとします。しかしAさんは「5点」と評価し、Bさんは「1点」と評価しました。
なぜ、好みの全く同じ2人が【正反対の口コミ・評価】をしたかと言うと、Aさんは【料金に対しての内容に満足した】と判断したから5点とし、Bさんは【過去に行った宿と比較してみて不満足だった】と判断したから1点としたのです。
上記は極端な例ですが、このように口コミや評価をした旅行者が何を基準に判断したか、によっても、その結果が変わってくるのです。
マイナス評価・クレーム判断のしかた
マイナスの評価やクレームに近い口コミの判断にも注意したいところです。
昨今のネット上のあらゆる口コミで一番気になるのが、「マイナスポイント」を見つけて指摘した方が【より通っぽく見える】と勘違いし、あえてマイナスポイントを挙げているような場合が目立っていることです。
もちろん、本当に通な人もおられると思いますし、本当に不満に思った方もおられると思います。しかし、どうでもいいような&わざわざ書くようなことでもないようなマイナスポイントはスルーする方が無難です。
また、通とは真逆に、何もわかってない人が挙げているマイナスポイントにも注意したいところです。
例えば【食事は会食場】という宿泊プランであるにもかかわらず【食事場所が個室ではなかった】などと言っている意味不明な口コミも実際にあります。
さらに、クレームに関しては、一度不満な点を見つけてしまうと、全体的に不満に思えてきてしまうもので、酷い場合には最初から最後までクレームのネタ探しをしているような旅行者もいます。
一度そうなってしまうと、例えば、通常なら【有り難い・丁寧】と感じるお見送りも、【わざとらしい・胡散臭い】などと捉えてしまわれがちです。
こういうマイナス評価や、クレームに近い口コミの判断にも注意したいところです。
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「誇大広告」に注意せよ!
絶景の「写真」がないワケがない!
これは、宿のHPと複数の雑誌を調べてみての話になります。
例えば「絶景自慢の宿」や「お風呂からの景色は絶景」と広告宣伝されているのに、その絶景の写真がないわけがないのです。
宿としては、その絶景写真が一番の集客効果を見込めるハズなのに、なぜ絶景写真をどこにも掲載しないのでしょうか?
それは単に【実際には、大した絶景ではないから】です。
※写真などの予備知識なく、初めてその絶景を見た瞬間の感動をお客様に味わって欲しいがゆえに、あえて絶景写真を掲載していない宿も稀にあります。
このような場合、他の雑誌やネット上(特に旅行好きや温泉好きの人が、個人的に運営してるサイトやブログ)に、必ず写真がありますので、根気よく探してみるのも良いかも知れません。
絶景の「感想」がないワケがない!
これは、予約サイトの口コミ・感想や、旅行好き温泉好きの人のサイトやブログ上の話になります。
例えば「息を呑むほどの絶景」などと謳っているのに、口コミや旅行者の感想に、絶景についての書き込みがない場合は「書き込む程の絶景ではなかったから」
と考えてほぼ間違いありません。
「景色」については一切触れず、「アメニティが豊富だった」など関係のない部分での感想しかない場合は、思いきり【過大広告を物語って】います。
どこが…?どのあたりが…?
上記の絶景写真にも言えますが、宣伝文句に対して「どのあたりが?」と問いかけたくなるものがあります。
基本的に宣伝文の表現は、経営者側や宣伝者側の感覚になりますし、好印象を与えられる言葉を並べた方が、集客や宣伝効果も見込めます。
ですから、宣伝をする側が言葉巧みな表現を使うのは当然と言えば当然なので、受け取る側が注意したいところです。
例えば、「とてもかわいい」などと言われても、捕らえる側によっては「どのあたりが…?」と問いかけたくなる場合もあります。
多くの人が判断しても、実際その通りであれば特に問題はありませんが、【表現に困った末の、苦肉の策】のような場合も少なくないので、注意して下さい。
これら広告宣伝の「文章や表現」だけで判断せず、「写真」など自分の目で確かめるか、実際に利用した人の「口コミ・感想」などを参考にした方が、失敗が少なくなると言えます。
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「曖昧表現」に注意せよ!
たまに見かけるのが「曖昧な表現・勘違いしやすい表現」での広告や宣伝、説明文です。
例えば【露天風 展望風呂】は露天風なだけであって、実際には露天風呂とは言い難い場合が多いようです。実際にちゃんとした露天風呂であれば、「展望・露天風呂」と明記されるはずですから、確認をした方が無難です。
また、上記の例で言うと【展望風 露天風呂】という表現も見かけます。そもそも「展望風」の意味を理解することすら難しい話になってきます…。実際にちゃんと景色が見渡せるのなら「展望露天風呂」としっかり明記されるはずです。
これらも「文章や表現」だけで判断せず、「写真」などで確かめるか、「口コミ・感想」などを参考にした方が、失敗は少なくなると言えます。
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「写真」に騙されるな!
写真は実際の状態を写すアイテムであるため、言葉よりも正確にその情報を伝えることができます。
その点で、宿選びには欠かせない写真なのですが、実は、過信するのは少し危険であることも覚えておきたい点です。
「見え方&写し方」など、写真には【トリック&テクニック】があるのです!
その写真の撮り方によっては、宿全体・お部屋・お風呂・料理など、すべてにおいての雰囲気やイメージが、ガラリと変わってきてしまいます。
カメラが趣味である当サイトの管理人が、写真の撮り方やテクニック、悪く言えば【写真での騙し方】を紹介します。
実際の画像で、比較してみると、違いがわかり易いかと思います。
シャッタースピードと明るさ
シャッターを開いている時間を変えることで、実際の見た目よりも明るくしたり暗くしたりすることが可能です。
ホワイトバランスと色合い
色温度(光源・太陽・電球・蛍光灯など)によって、ホワイトバランスを変えることで、色合いを自由に変更することが可能です。
コントラストや鮮やかさ
デジカメで撮った写真は、明るさ等はもちろん、コントラストや鮮やかさまで、簡単にコントロールすることが可能です。
被写界深度・奥行きと大きさ
驚くのは、手前に写っている物のサイズを変えずに、奥に写っている物のサイズを変えることも可能なのです。
決して合成ではありません、写真の撮り方ひとつで大きさすらもを変えることができるのです!
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「新しさと清潔感」の関係!
築年数や、建物の新しさと清潔感についての関係です。
結論から言ってしまうと、建物が新しかろうと古かろうと、清潔感には関係がないと言えます。
なぜなら、古い建物であっても、日頃の掃除やメンテナンスが行き届いていれば清潔感はありますし、また逆に、新しい建物であっても、日頃の掃除が疎かな施設は、清潔感に欠けます。
とは言え古い建物の場合、やはり月日が経つ分、経年程度の傷・汚れ・劣化などが見られるのが普通です。ですが、メンテナンスの行き届いている経年劣化とは、趣きや風情などと感じられる場合が多いと思います。
このように、実際に宿泊もしていないのに「古いから汚い」と思い込むのは、間違いである場合が多く、清潔感の無い汚い施設とは、
日頃の掃除やメンテナンスを怠っている施設のことです。
この辺りが特に気なるようなカップルは、口コミを参考にしてみると清潔感や清掃状態などが把握できることがよくあります。
開業・創業
どちらも事業(宿泊施設の商売)を始めた時期を表しているので、建物の新しさとは関係がありません。
開業や創業が昔だからと言って建物が昔の施設とは限りませんし、その逆に、開業や創業が最近だからと言って建物が最近の施設とも限りません。
築年数
「○○年築」とは、建物が建てられた時期です。つまり、これが最近であれば建物は新しいことになります。また「築年数○年」とは建物が立てられてから経過した年数になります。
改築(かいちく)
建物の一部または全部を、新しく建て直すことで、これは新しさとの関係があります。
改装(かいそう)
建物の構えや内部・内装を新しく直すことで、建物自体を立て直すことではありません。その程度や度合いも様々です。
リニューアル
非常に曖昧と言えば曖昧な表現で使われていることが多く、改築の場合もあれば、改装の場合もあります。その為、その程度や度合いも様々です。
移築(いちく)
元々は他の場所にあった建物を一度解体して、移動させてから、再度改めてそれらを使って建て直すことです。
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「旅行雑誌」の買い方!
旅行雑誌は、多くの宿情報を得る目的や条件にあった宿を探すのにとても最適です。しかし、数多くの旅行雑誌を読んでいくとわかりますが、掲載されている宿は【いつもほとんど同じ宿】の場合が多いことに気付くかと思います。
これは、雑誌会社から宿泊施設に「今回もどうですか?」「次回このような特集があるけど、掲載どうですか?」的なやりとりがほとんどだからです。
しかも、広告・宣伝の文章、写真もほとんど同じ使い回しの場合が多いので、違う宿の情報や、別の視点からの宿情報を得たいのであれば、いつもと違う出版社の旅行雑誌や特集誌を買うことをオススメします。
なお、予約サイトにも同じようなことが言えるので、別の旅行会社の予約サイトで調べてみると、新たな情報を発見できることが多々あります。
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カップルの為の温泉旅行で二人日和
全国23,000軒の宿の中から厳選したおすすめ、約70軒のみを掲載!
もちろん当然ですが、上記で解説してきた「上手な宿の選び方」の【注意点】をすべて考慮し、さらに「カップル・恋人・夫婦での温泉旅行」を前提にすべて選出・構成されています!
さらにさらに!「温泉旅行で二人日和」で掲載されている宿は、雑誌や予約サイトのように、掲載の募集を行ったりはしておりません。
宿泊施設側から掲載の依頼があったとしても、当サイトの目的や基準に合っていなければ、掲載されることはまず有り得ません。
※当サイトの厳選基準に適合していれば、掲載することは当然あります。
また、旅行雑誌で言えば常時約150冊以上の多種類の中から吟味し、さらに4社以上の各大手予約サイトでの口コミや評価、実際の旅行者のサイトやブログでの感想・口コミ・レポート等を、1つ1つ慎重に見極めながら判断し、掲載させて頂いております。
雑誌や予約サイトなどでは「若いカップル以外にも想定される、数多くの目的や旅行者に合うように」また「より多くの宿・より多くの情報を掲載すること」などに力を入れています。
その点、当サイトは「若いカップルの為の温泉旅行」だけを目的にしております。
また【宿の情報量】よりも【カップル旅行に合った宿の質】に力を入れております
!
是非、当サイトがカップルにおすすめする厳選の温泉宿もご覧になってみて下さい。
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