温泉旅行の裏話と使える雑学&裏技

 
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知って得する?温泉旅行の雑学

カップルでの温泉旅行に限らず「旅行・温泉・旅館・失敗談」など、「知って得する、知らずに損する」温泉旅行の雑学や裏技裏話を、管理人の実体験を交えてご紹介します。

旅行雑学・目次

【宿泊施設編】

【お風呂・温泉編】

【管理人の失敗談】

宿泊施設・編

安い料金で泊まると、粗末な扱い?

粗末な扱いを受けるなんて、そこまでのことはありませんが、少なくとも高い料金の人と同じ扱いではないと思って間違いはないと思います。

簡単に言えば、部屋はもちろん料理内容からサービスまで、料金が安ければ安いなりの扱いになってしまう、ということです。

例えば、海沿いのホテルに泊まったとします。全室海一望のホテルでない限り、言うまでもなく高い料金を払った人が海を一望できる部屋に通され、安い料金の人は海の見えない部屋になってしまいます。

ここからは私の体験談になりますが、以前、静岡県の熱海温泉にあるホテルに泊まった時のことです。当日は1万円以下の「食べ放題の特別プラン」に加え、某温泉施設で頂いた割引券を併用しての格安宿泊でした。

夕方になり、食事の時です。ふと、食器にヒビが入っていることに気がつきました。しかも、茶碗と湯のみの2つともにヒビが入っており、湯のみにいたっては、割れた隙間から少しずつお茶がこぼれてきています…(笑)随分と粗末なものだなぁ、と感じた記憶が残っています。

それが「たまたま私の時だけ、手違いが起こった」のか、最初からその程度の質の低いホテルで「安い客ゆえに粗末な扱いを受けた」のかはわかりませんが…、安い料金で泊まる以上、ある程度の心構えのようなものは必要だと言える出来事だと思いました。

また、現場で働いていても「安いプランだったから少し心配していたんだけど、すごく良くて安心した」などの声も多く頂いております。こうした旅行好きのお客様からの反応を見ても、安い料金で泊まることへのある程度の覚悟と、コストパフォーマンスの高い温泉宿を見極める力が必要になってくると言えます。

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お客が少ない日には、サービスされる?

上にある内容とは真逆に近い話になりますが、安い料金の宿泊客を「宿泊客が少なければ、通常より高いグレードの部屋」に移してくれる宿もあります。もちろん、これは宿からのサービスで、料金はそのままで広い部屋や眺めの良い部屋に通してくれることがあるのです。

他の宿泊客が少なくグレードの高い部屋が空いていれば、の話になりますが、こういったサービスを行っている宿は少なくありません。

また、このようなサービスも、料金が高い人から優先になってくる場合が一般的ですので、このあたりは上にある「安い料金だと粗末な扱い?」に関連してくるかと思います。

運に左右されますが、あえて閑散期を狙って安い料金で高い部屋に泊まる裏技のようなテクニックとして使えることがあります。

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お客が少ない日には、施設が使えない?

この場合の施設とは宿泊施設内の、クラブ・カラオケ・バー・ラウンジなどのことになります。現在、多くの宿は経営が思うようにいっておらず、特に地方の小さな宿では、もともとの従業員も少ないため「該当施設の担当者が一人だけ」などの場合も少なくないようです。

そうなると、担当者が休みを取っている日は、その施設が使えないことになります。また、諸経費などの都合上でお客が少ない日には営業していない場合もあります。

ちょっとひどい例では「平日は貸切風呂が使えない宿」という信じがたい話も、知人から聞いた事があります…。

また、雑誌などの写真撮影・テレビ取材・故障・不具合などと言った理由で使用できない場合もあります。

このようなことから、宿の中にある施設を確実に利用しようと考えている場合には、このあたりも事前にしっかりと問い合わせておいた方が良さそうです。

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お客が少ない日には、ダミー札が使われる?

この場合の「札」とは、客室の入り口に下げられる「○○様」などの名前の札です。札のない宿も多いですが、札のある宿の場合、宿泊者が少ない日には「今日はお客が少ない」ことがバレバレになってしまいます。

そのため、泊まっていない部屋にもダミーの札をつけることがあります。

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休日の料金設定は、直前に値下げされる?

宿によって異なりますが、休日・連休・オンシーズンなどは、通常よりも料金が高く設定されている場合がほとんどです。しかし、宿側が当初設定していた料金で予約が少なかった場合、やむなく直前に値下げされることもあります。

もちろん、高い料金の段階で予約した人は、高い料金のままでの宿泊になりますが、その分、料理内容など何かしらのサービスはあります。

また、客の入りを見込めない閑散期の休日などは、最初から平日料金で受け付けている宿もあるので、雑誌などに記載されている休日料金よりも安く泊まれることもあります。

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忘れ物って連絡が来ないの?

お忍び旅行などの可能性もあるので、基本的には、忘れ物をしても宿からは連絡が来ません。もし、忘れ物をしたかもしれない場合には、自分の方から連絡を入れなければ、一切の連絡なく一定期間後に処分されてしまいます。

また、忘れ物を配送してもらう場合、送料は自分が払うことになります。

そう言えば、以前、ビジネスホテルで働いていたとき「食べかけのパンを忘れたので取っておいて欲しい」という電話が掛かってきたことがあります…。

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お風呂&温泉・編

客室の露天風呂では、石鹸が使えない?

客室露天風呂でのシャンプーや石鹸の使用は禁止になっている宿も多いです。これは、流れ出た湯を下水に流していない場合や、石鹸カスで白く汚れてしまうのを防ぐ目的などがあります。

また、客室露天風呂には洗い場がなく、体を洗えるのは大浴場のみといった場合も多々ありますので、気になる方は事前に確認が大切です。

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温泉地のお風呂は、すべて温泉なの?

温泉地にあるお風呂だからと言って、絶対に温泉だとは限りません。また「○△温泉・掛け流し」などの記載があっても、宿にある全ての浴槽の湯船が温泉であるとは限りません。

実際に、大浴場の湯船は温泉でも他の湯船(例えば、客室の露天風呂や貸切風呂など)は温泉ではない宿もかなりあります。

雑誌や予約サイト、ホームページに書いてある「お風呂や温泉、客室やプラン」についての詳細な記載もチェックするようにしましょう。

法的には全てのお風呂についての表示義務はないようなので、あえて「こちらのお風呂は温泉ではありません」と表記し説明している宿は、良心的であると言えます。

また、特に記載がなく、わからない場合には電話などで問い合わせをすれば、どこの宿でもしっかりと答えてくれるはずです。実際にこのような問い合わせは多数ありますし、私も宿泊を決める時は尋ねてみることにしています。

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循環式って、不衛生なの?

掛け流しは「清潔」で「循環式は不衛生」のような考えを持っている方が大勢おられるようですが、それは大きな間違いです。

もちろん温泉好きとしましては、新鮮な源泉を「100%掛け流しで、且つ衛生的な湯船」と言うのが理想的ではありますが、そんなふうに温泉を大量に使える施設ばかりではありません。

ですから、そんな湯量の少ない温泉施設の衛生を保つ為に、行政指導により導入されたのが「循環式システム」なのです。衛生を保つためのシステムが不衛生であったら、本末転倒です…。また現在では、掛け流しと循環式を併用する施設も増えてきているようです。

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レジオネラ菌って、なに?

レジオネラ菌とは、レジオネラ肺炎など多くのレジオネラ症を引き起こす種を持つ菌です。沼や河川、土の中などの自然環境中に存在しており、通常は人間に害を及ぼさない常在菌の一種になります。

しかし、プールや温泉施設など「大量に水を溜めて利用する場所」では、しばしば水滴や気泡などを介して肺に入り込み、人間に感染します。

この為、定期的に湯を全部抜いての湯落とし清掃や、塩素を使っての消毒などが行われています。

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管理人の失敗談・編

提供内容が変わっていた!

これは、山梨県某温泉地の「とある有名旅館」に日帰り温泉で行った時のことです。

日本でも有名な温泉宿として知られています。もちろん泊まってみたい宿の1つではありますが、料金もそれなりにお高いので、様子見も兼ねて日帰り温泉で伺ってみました。

4つの露天風呂と、2つの貸切露天風呂のすべてが源泉掛け流しということで、楽しみにしていたのですが、フロントで確認を取ったところ「貸切風呂の利用は、先日から宿泊客限定になった」と言われたのです。

しかし、私は前日に電話で確認を取っており、その際には貸切も使えるとのことでした。その旨をフロントに伝えたところ、奥の事務室に入っていき、なにやら相談してきたのか「では今回は特別に、ということで」と、承諾を頂けました。

私が、簡単に引き下がれなかったのには理由がありまして…、1つ目は当然「前日の電話では使用可能の確認を取っていた」ことですが、もう1つは「宿までの道のりが大変だった」ことです…(笑)

山道には慣れていますが、夜中に自宅を出て数時間走り続け、さらに雪が降っていたことも重なり、宿までの道のりが非常に大変だった記憶があります。それゆえに、ここまで来て簡単に引き下がるわけにはいかなかったのです。

どちらにせよ、最終的に貸切風呂を提供してくれた宿のご好意には感謝しつつ、さらに、インターネットの落とし穴に気付くキッカケを与えて下さったことにも、感謝をしております。(電話確認の件には疑問が残っておりますが…)

さて、この失敗の件ですが、以前までは日帰り客にも貸切風呂を提供していたことは確かで、実際に利用した人のブログや旅行サイトなどでも、確認をしていました。しかし、宿が提供するサービスの料金設定や内容は、変わっている場合も多く、古い情報を参考にしていると、私のような失敗にも繋がりかねません。

旅行サイトや予約サイト、雑誌などでも「ご利用の際は、ご自身で各施設に、ご確認をお取り下さい」などの注意書きを掲載しているのは、そういうことなのです。

特に、宿泊施設が提供している日帰り温泉には注意が必要で、今回のように貸切風呂は宿泊者限定に変わっていたり、そもそも「日帰り入浴自体」を廃止してしまっていたりする場合もあります。

その為、私は日帰り温泉をする際には、必ず、事前に問い合わせて確認を取るようにしています。皆様もご利用の際には、改めて確認を取るようにして下さい。

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……これはひどい、嘘つき!

これは、神奈川県の箱根温泉に行った時のことです。タイトルにもありますように、批判めいたニュアンスも含まれておりますので、施設の詳細は伏せさせて頂きます。

とはいえ、温泉好きの間では、かなり有名な日帰り温泉施設で、多くの人に人気があるのも納得できる、素晴らしい温泉施設です。

私はここに2回ほど足を運びました。なぜなら、1回目は門前払いをくらってしまったからです…。

その施設の貸切風呂は当日予約制で大変混雑すると噂でしたので、私は朝早くに向かいました。1時間前からチラホラと利用客が駐車場に姿を現し始めたので、私は車を降りて、施設の入り口で並んで待っていました。

開場5分前にフロントの人が現れ、並んで待っている人に端から「貸切風呂をご利用されますか?」と尋ね始めました。私のところにも来たので「利用します」と答えると「一昨日から、配管故障の為、ご利用できなくなっております」と…。

上の方でも申しましたが、私は日帰りの際は、必ず前もって確認を取っています。この時も、前日に電話で確認を取ってありました。そこで「一昨日から故障ですか?昨日、電話で確認を取っているのですが…?」と尋ねてみたところ、「あ…、はぁ…」との返答…。

いやいや、嘘をつくのなら「辻褄があうよう、問合せの電話があったかどうかぐらいスタッフ同士で確認を取り合っておくべきだろう」などとアレコレ疑問に感じつつも、ここで文句を言っても始まらないので「復旧の予定」などを伺い、他の温泉施設にて日帰り温泉をすることにしました。

数時間後、温泉から上がり、ふと、先ほどの施設が気になったので、性格が悪いことは承知の上で、電話で問い合わせてみることにしました。

「今日伺いたいのですが、貸切風呂の予約はまだ取れますか?」に対する返答は「配管故障」ではなく「本日は予約で一杯になっております」でした。

……嘘つき。もちろん口には出していませんが、ここまで来るとさすがにちょっと酷いなとは感じてきました。

配管故障というのがイメージ的に配慮したものなのか真偽は不明ですが、インターネットが普及してあらゆる情報が発信され、不特定多数の人がその情報を得ることができるこの時代に、個別に違う説明対応をしてしまうと、情報が錯綜し、信頼を損ねかねないと思うのですが。

とにもかくにも、それから数日後、普通に問い合わせても無駄なことがわかっていたので「先日伺いましたが、配管故障は直りましたか?」と電話をしたところ、まだ故障中とのことでした。

さらにその数日後、やっと直ったとのことで、改めて伺わせて頂きました。フォローではありませんが、当日のスタッフ方の対応も気持ちよく、噂通りにお風呂もよく、とても満足な日帰り温泉を楽しめました。

ただ、今考えても、この件に関しては本当に配管故障であったのかはもちろんのこと、それよりも、なぜ「個別に違う説明」をしてしまうのか…?未だに疑問です。

さらに前日の問い合わせの電話、つまり足を運ぶ「直前」の段階の客に「しばらくは使えない」旨を伝えなかったのでしょうか…?

おかげで、私はわざわざ2度も足を運ぶハメになったのです。これが、かなり遠方からのお客様だったら…、と考えるとどうも施設の対応には疑問が残って仕方ありません。

なお、この事例の場合、利用者が失敗を未然に防ぐ手立てはなく、素直に騙される以外にないので、もうどうしようもありませんね…(笑)

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間違えてリピーターに!

これは、群馬県の草津温泉に行った時のことです。完全に私の個人的なミスですが、3年程前に1度宿泊したことのある宿に、間違えてまた宿泊してしまったのです…。

「間違えて」ですから、宿が気に入っていて再訪したのではなく、単に宿の名前を記憶しておらず、また予約を取ってしまっただけのことです。色々な宿に泊まってみたい私にとって、大変大きく、痛い失敗でした。

また、事前に気付いたのではなく、車で駐車場に入った瞬間「あれ、ここ、来た事がある…」と当日になって初めてミスに気付いたのですから、ショックは相当に大きかったです(笑)

皆様も「間違えて」リピーターにならないよう、一度宿泊した宿の名前ぐらいは、しっかりと覚えておくか、メモでも残しておくと良いのかもしれません。

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温泉旅行 基礎知識編

宿の種類とは?  お部屋とは?  お風呂とは?  お食事とは?  宿泊プランとは?  交通・持ち物とは?

旅行計画と費用  宿泊予約のしかた  旅行の流れと注意点

カップル向けの旅行  上手な温泉宿の選び方

 
 


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